• ep39-2 読書の時間リターンズ/吉岡里穂さんトーク・友達づくり
    Jan 2 2025

    新年明けましておめでとうございます。

    どうも、星野です。今回は「アワノトモキの読書の時間 リターンズ第2回目(?)」ということで、番組をどう続けていくかを話し合う回!

    …のはずでしたが、冒頭から吉岡里帆さんの話で盛り上がってしまいました。

    彼女のJ-WAVEラジオ番組「UR LIFESTYLE COLLEGE」を雰囲気だけマネしようとして結局タイトルを思い出せずに失敗するところから始まります。

    そこから

    「吉岡里帆さんならではの聞くスキルってあるよね」

    「しっかり下調べして丁寧に受け止めるスキルがすごい」

    と、彼女の魅力と聞く力の話に展開しました。

    もちろん聞くためのスキルは重要なんでしょうけど、元々持っている雰囲気や背景を大切に、自分ならではの聞く力を積み上げていくしかないんですよね。


    ようやく番組の本題へと入るのは5:51頃から。

    「そもそも何のためにこの番組をやるの?」っていう質問に、アワノさんから「友達をつくるため」というフレーズが出てきたんです。

    ホシノにとっては、これがとにかく衝撃的でした。知識をシェアする番組になりがちな読書系コンテンツですが、「コミュニティ」ではなく、もっと自然体な「友達づくり」という感覚。これってすごくいいな、と改めて思ったんです。


    ただ、友達づくりをどう実現するのかはまだ模索中。僕ら自身もまだアイデアははっきり固まっていないので、次回は「実際にどうやって友達を増やすか?」をブレストしよう、という感じで終わりました。

    というわけで、2回目は吉岡里帆さんトークから今後の目的「友達づくり」についてまで、だいぶ脱線しつつも楽しく喋っています。今後の番組の方向性や具体策は、次の回でじっくり話す予定なので、よかったらぜひ続きを聴いてみてください。今後とも「アワノトモキの読書の時間」をどうぞよろしくお願いします。

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    17 mins
  • ep39-1 読書の時間リターンズ/5か月のブランクの裏話
    Dec 25 2024

    どうも、星野です。前回の配信日が2024年7月19日だったので、気づけば4カ月…いや、もう5カ月近く経ちましたね。ずいぶん長いお休みをいただいてしまい、申し訳ありません。「アワノトモキの読書の時間」、ようやく復活(?)です。

    今回のブランク中、アワノさんはいろいろ試行錯誤していたようで、野外教育の分野に戻りたいとか、大学の教員を目指したりとか、思い切ったチャレンジをしていた様子です。結果として「今は待つときかもしれない」と手放してみる姿勢に至ったのが印象的でした。普段は自分でキャリアを切り開くタイプなのに、そういう言葉が出てきたのが、星野としてはいい意味で驚きでした。

    ちなみに「何も動かない時期も大事だよな」と個人的には思っています。体力(HP)は眠れば回復するかもしれませんが、気持ちや企画力(MP)はなかなか回復しないですからね。たまにはドラマ「プリズンブレイク」全シーズンを一気見してみたり、ただのんびり過ごすことで、頭の中でいろんなことが熟成されるんじゃないかな、と。

    そんなわけで、この期間に何をしていたのか、そしてこの番組を今後どう続けていくのか—続けるのか、それとも新しい方向に変えるのか、はたまたやめちゃうのか—を、Ep39では、何回かに分けて話していければと思います。実は自分たち自身も手探りの状態。ノープランで録りながら話し合うので、いい方向に転がるのか、それともびっくり展開になるのか…。よろしければ、この先の配信も聴いていただけると嬉しいです。

    ということで、今回はご挨拶と、この4~5カ月の空白期間の裏話についてでした。次回からは、番組の方向性についてざっくばらんに話し合う予定なので、ぜひ引き続きお付き合いください。

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    14 mins
  • ep38-5「生きる はたらく つくる」「ミナを着て旅に出よう」(ミナ ペルホネン/皆川明さん)-「こぼれ話」/変化を恐れる心-
    Jul 18 2024

    38冊目も5回目。今回はこぼれ話の回です。皆さまのご期待に添えるよう、こぼれにこぼれてみました。

    そもそも今回粟野さんが扱った2冊ですが、皆川明さんの自伝的な内容で、随所から自然体な皆川さんを感じられたそうです。

    特に、これまでつくり上げてきたテキスタイルには識別番号やコードネームではなく名前を付けている、というエピソードに感銘。データや機能ではなく、名前だと物語を感じやすいよね、と二人で盛り上がっていると、ふと星野が最近の取材に関する違和感をポロリとこぼします。

    客観的な数値データや比較による相対価値などを引き出そうとする取材スタイルは、もしかすると相手の本当に話したいことを阻害しているかもしれない、という気づきから、今取材スタイルを変える訓練中だという内容でした。

    もしかすると皆川さんの初期もそんな状況だったのかもしれないと想いを馳せ、そんな中でも流されずに自分のモードを保ち続けた皆川さんへの尊敬がまた高まっていきます。

    今の時代に100年企業を目指すなら、どのくらいの期間でリーダーを譲っていくべきかという話題では、権力の座に長くいることの弊害、リーダー持ち回り制アイデア、最近の政治家の偏屈っぷりについてまで話題が飛躍。

    最後に、粟野さんは今回「37日間の野外教育合宿」によく参加を決めたよね、と言う話をしました。参加してみて、家族や仕事も回ることを実感したそう。色々と言い訳をつけてはいたけど、結局自分が変わることを恐れていただけなんじゃないか、と気づいたと話してくれました。収入や肩書、他者による成功の定義などにとらわれない生き方ができるようになると、もっと楽しい人生になるのかもしれない、と。

    今回も、お聞きいただきありがとうございました!こぼれ話でたくさん話せるときは、扱った本にたくさんのインスピレーションをもらったときだと思っています。

    次回もお楽しみに!

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    19 mins
  • ep38-4「生きる はたらく つくる」「ミナを着て旅に出よう」(ミナ ペルホネン/皆川明さん)-「陸上競技」/周囲を気にせず、自分と向き合う
    Jul 11 2024

    皆川明さんは東京都大田区生まれ、育ったのは横浜綱島。奇しくも粟野さんも住まれていた街だそう。あの街の風景からミナペルホネンが育つのか、と意外な気持ちにもなったみたいです。

    今回のテーマは「陸上競技」。皆川さんが続けていた陸上競技を観点としてお話しています。高校生の頃は陸上競技に集中。将来もその道を思い描かれていた様子。ですが、結局怪我をした結果、今の道に出会っています。

    当時、陸上競技に没頭している時期の皆川さんの姿勢は、ライバルや順位を一切気にせず、自分の理想に向けてひたすら自分の走りに向き合うというもの。当時から自分の中の大切なものにのみ意識を向ける皆川さんに、粟野さんは共感と同時に感動を覚えたそうです。

    また、具体的に将来のイメージを描く皆川さんの周囲には、自然とサポートしてくれる人が現れてきたそうで、そこも皆川さんの自然な姿勢に関係がありそうで興味深いところです。

    次回は、こぼれ話をお届けします。

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    13 mins
  • ep38-3「生きる はたらく つくる」「ミナを着て旅に出よう」(ミナ ペルホネン/皆川明さん)-「スタイル」/開かれたアワノ-
    Jul 4 2024

    100年経っても愛され続けるためには、流行を気にしていてはいけない。デザイン単体ではなく、スタイルとして人々に認知され、求められるものをつくっていきたいという皆川さん。そうした想いからテキスタイルにもすべて名前を付けているそうです。

    創業期、2年間無給でもついてきてくれたデザイナーの方の言葉で「皆川さんの作る服は着る喜びや精神の充実を大事にしていることが伝わった」というものがあります。当時のアパレルブランドの主眼はいかに格好よく見せるか、に置かれていたそうですから、そもそも着眼点から違ったのかもしれません。

    余談ですが、星野の4歳手前の息子が気に入ってきているTシャツの一つが、デンマーク製のものなんです(フィンランドではないのですが)。つくりの良さ、着心地の良さを、こどもながら(だから?)に受け取って選んでいるのかもしれません。

    テキスタイルのパターンだけでなく、生地の質、縫製技術、セールは絶対にしない方針など、変えないものを明確にしてそれを何十年という単位で保ち続けていることから、「スタイル」が際立ち、人々が惹かれていく。「ミナペルホネンは、他社の成功法則などには一切関係なく、自分たちの道を行く」と明言もしています。つよいメッセージですが、それを自然体で伝えているところにも魅力を感じます。

    次回は、3つ目のキーワード「陸上選手」について、お話していきます。

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    12 mins
  • ep38-2「生きる はたらく つくる」「ミナを着て旅に出よう」(ミナ ペルホネン/皆川明さん)-「せめて100年つづくように」「自然体」-
    Jul 2 2024

    今回はキーワード「せめて100年つづくように」を軸に、お話をしてまいります。そもそも皆川さんがこの取り組みを始める際にA4用紙に書いて張ったという言葉です。我々にとって100年という単位はとても長い期間に見えますが、そこに「せめて」とつけている皆川さん。次々と新しい流行をつくっては消費していく業界へのアンチテーゼだったのでしょうか。

    初期は「ミナ(私)」というブランド名でTシャツをつくるところからスタートし、営業も展示会の運営もすべてご自身で担当し、とは言え売り上げは一向に上がらず。八王子の魚市場で働きながらの立ち上げ時期だったそうです。自分の車に洋服を積んで東北や大阪に行っての飛び込み営業も、成果は上がらず。ヨーロッパ遠征にも行かれています。

    目に見える成果が出ない中でもコツコツと続けられるモチベーションの源泉が気になった星野。粟野さんの話してくれる中からこれは営業ではなく、布教なのではないかと感じました。市場の動向やお客様のニーズに一切とらわれず、自分たちが信じた道を自分たちの時間軸で一歩ずつ進んでいく。その姿勢におそらく皆さん惹かれていくのでしょう。

    また、100年という単位を本気で目指すと、自分一人だけでは実現できない。想いを他の人にタスキをつなぐように渡していかないといけません。しかも、受け渡しの期間にスピードを落とすことなく。そう考え「いつか自分は閉じなきゃいけない」と皆川さんは書いています。ミナペルホネンの代表をおり、次の世代へと受け継いでいく。代表だけでなく、縫製を依頼している先の職人さんや会社などのことも考えながら。

    縫製のプロが、ミナペルホネンの服をほどき解説していくYoutubeを粟野さんが見たようです。そこでも、縫製技術が絶賛されていたとのこと。あるべき姿を見据え、そのために必要な要素を仲間とともにつくりあげていく。一見志を追い続ける男くさい印象を持ちますが、粟野さんが皆川さんに感じた印象は「自然体」だったそうです。だからこそ、女性からの支持を受け続けているのかもしれません。

    次回は、2つ目のキーワード「スタイル」について、お話していきます。

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    14 mins
  • ep38-1「生きる はたらく つくる」「ミナを着て旅に出よう」(ミナ ペルホネン/皆川明さん)-37日間の長野修行、村上春樹さんと皆川明さんのお顔-
    Jun 14 2024

    37日間の長野県滞在から、1週間前に帰ってこられた粟野さん。アウトドア教育の指導者になるための研修プログラムに参加してきたのです。雪山登山やロッククライミングの前後、早朝と夜にはリモートで仕事もこなしつつの37日間は、なかなかの経験だったようです。

    さて、そんな期間を経ての38冊目は、ミナ ペルホネンの皆川明さんの2冊。

    「生きる はたらく つくる」

    「ミナを着て旅に出よう」


    研修の地に向かう新幹線の中で聞いていたラジオに皆川さんが出演されていたこと、また粟野さんの奥さまが図書館から借りてきていた本に思わず付箋を100個ほどつけてしまったことがきっかけでの選書となりました。

    今回も3つのキーワードをもとにお話をしていきます。

    • せめて100年つづくように
    • スタイル
    • 陸上選手

    余談ですが、発生に悩む我々はこの収録後に、ボイストレーニングを受ける予定。

    39冊目からは少しいい声になっているかもしれません。

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    12 mins
  • ep37-5「ふつうの相談」(東畑開人さん)-Podcastもふつうの相談、ふつうの枠を広げる、「野良〇〇」-
    Jun 6 2024

    4回にわたり「ふつうの相談」を扱ってきましたが、最終回はこぼれ話の回です。


    K-POPアイドルの話・継続視聴率の話・日本ではPodcastは稼げない話・Lobsterr letterの話…と、冒頭から関係のない話題が止まりませんが、「ふつうの相談」に関連したこぼれ話は大体8分前後からです(毎回関係ない話から始めちゃってごめんなさい)。


    我々がPodcastを介して続けているやり取りも、「ふつうの相談」の一種なのだろうなと思っています。星野としては、粟野さんに預かってもらっている。聞いてくれている人にも預かってもらっている。そんな心持になっております。いつもありがとうございます!


    粟野さんは先日、青山ブックセンターでのイベント「朱喜哲×渡邉康太郎『人類の会話のための哲学』刊行イベント 」に参加してきたそうです。

    その際にお話されていたお二人のお話がぴったりとかみ合ってはいない感覚を抱かれたようです。その経験から「強い文脈・弱い文脈」または「小さなフォント」といった言葉の捉え方も人によって違うのかもしれないという認識を持ったとのこと。

    たとえば「強い文脈」という言葉を、粟野さんは社会の中で主流とされている考え方として捉え、星野は「発信者の意図」として捉えていることがわかりました。


    もう一つ、こぼれ話として「ふつうの枠を広げる」というテーマについても二人で話しています。一人ひとりが枠を広げると、もっと気軽にお互いを助け合える社会が広がるだろうと思うのです。

    星野が野良コーチ、野良カウンセラーを目指すように、「野良×〇〇」がもっと増えると面白そうだな、と。

    「ふつう」はビジネスにはなりにくいのかもしれませんが、それをきっかけにして、関りを持ち続けていくこともできるのは、と思います。


    今回でホシノリョウタの読書の時間も終了。

    次回からはまた通常通りアワノトモキの読書の時間に戻ります。

    お楽しみに!

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    21 mins