HIPHOP NOVELS

美しい蝶になれるまで、醜い自分を愛さなきゃ。虐待。妊娠。自由。　カイアが4歳の時、目にしたものは血まみれの父親の死だった。そしてその横にはナイフを手にし、氷のような表情を浮かべる母親ジャニス。幼い頃から母親に虐待され、友達の裏切りによって恋人からも見放され、絶望の奥底に突き落とされる主人公カイア。しかし、大親友シンファニーに勇気づけられ、強く生きることを知り、ついに手に入れた本当の自分。愛と涙と感動のラブストーリー。

1994年に、オハイオ州で近年まれにみる大掛かりな麻薬取引容疑で収監され、７年間服役した著者自身がおくるストリート・バイブルを夏木マリさんが朗読！ ストリートの裏組織「トリプルクラウン」。私のストリート生活はここから始まった。すべては、息子と私のちょっと贅沢な暮らしのために。逮捕され７年間の服役中に本を書いたの。出所した私は、もう一度「トリプルクラウン」を創ったわ。今度は表の組織よ、私の世界を見てみたいっていうあなたのために… 幼い息子と自分の生活のため、ストリートに自ら足を踏み入れた主人公パメラ。カルメンと名乗り、売春斡旋から盗品売買、ついには麻薬取引にまで手を染めて大金を手に入れる。もうこれで足を洗おうと思っていた矢先に、かつての恋人チノから連絡があり「最後に一度だけ」と頼まれてブツを流すが…。

ゲットーのチンピラたちはヤク売って、ちょっとばかしの金を稼いでる。だが、俺に必要なのは山のようなダラー・ビル（札束）だ！！“手口は強盗一本”「ゲームのやり方は刑務所で学んだ」参ったぜ！ストリートに転がってる金は全部俺のものじゃねか。仲間とともに強盗を計画したダラーだったが、あっけなく逮捕されてしまう。一人で罪を背負い、終身刑に服すことになったダラーは、刑務所で一人の男と出会い、ストリートを生き抜く知恵、そして自由を手に入れるための秘密を授けられる。ストリートに戻ったダラーは、再び昔の仲間と組んで、強盗に手を染めるが…。貧しい家庭に育ち、リッチなライフスタイルに強烈な野心を持つ若者たちの姿を描いたストリート・クライム・ノベル！

ヤク中のママの血が、やっぱりあたしにも流れてたんだ。ムチャしちゃったけど、仕方ないよね…。―私は不良少女―　　　　　　　　　　ギャングスタ・クィーンに憧れる高校生のモナ。フィラデルフィアの大物麻薬ディーラーに出会い、夢にまでみた華麗な生活を手に入れる。しかし、その男の凶暴な性格や、信じられないほど残忍な過去を知り、手に負えない相手だと気付いたモナは、100万ドルを持ち出し命がけの逃亡を試みるが…。ラストシーンまで一気に駆け抜けるノンストップ・ストリートノベル！

ストリート特有のスラングを交え、独特な言い回しが若者に絶大な支持をうけるこの話題作が、個性溢れるナレーターの朗読でノンストップで楽しめます。興奮必至！聴いている間、アドレナリンの分泌がとまりません！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「青」クリップスvs「赤」ブラッズ。NY・カラーギャングの激アツ抗争！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「これからブラッズを殺りにいこうぜ」いつものように銃声がこだまし、ゴミのように殺されていく、ストリートギャング。ハーレム・クリップスのルー・ロックは殺し屋として名を馳せる一方で、このままずっとギャングでいることに疑問を感じていた…。NYに実在するカラーギャング、クリップスとブラッズの抗争を、著者クワンの実体験をもとに描いた、超リアルなギャングスタ・ノベル。

おれがハーレムのドラッグゲームを変えてやろう。ルールは簡単、「殺るか殺られるか」それだけだ。―ドラッグ、暴力、カネ―ギャングスタラップの歌詞（リリック）の原点が今、この一冊に！　　　　　　　　　　　16歳から21歳までを刑務所で過ごしたケイショーン。犯罪者を更生させるはずの刑務所だが、改心どころか、彼はさらに凶暴に―噛まれたら、タダではすまない、K・ドッグへと生まれ変わった。麻薬売買の成功で勢力を増したK・ドッグ率いる「ロード・ドッグス」は、邪魔者を次々に消していき、ハーレムに王国を築き上げるが…。ドラッグ、暴力、カネが支配するストリート。そこに生きる若者たちの現実をリアルにつづった、ギャングスタ・ノベルス。

これはギャングの抗争じゃない、兄弟愛だ！モナの兄ヤッタが復讐を誓う…。「妹の仇はきっちりつける」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モナが殺されてから2ｹ月経ち、母親のもとに荷物が届いた。モナが殺される直前に母親宛に送ったものだ。輸送トラックの事故のために遅れて届いたものは、100万ドルの現金とモナの日記だった。一方、モナの親友ニーのもとへは服役中のいとこから手紙が届く。モナを殺ったのは、やっぱりあいつだ。モナの日記から復讐がはじまる『明日なんて見えない』待望の続編！

おとぎ話みたいなラブストーリーなんていらない！あたしの欲しいもの―ルイ・ヴィトンにシャネル、マノロ・ブラニクの靴、そしてもちろん、お金―そんなあたしが、捕まっちゃったなんて信じられる？愛っていう名前のとんでもなくやっかいなものに…。　　　　　　　　　　　　　　　　　　主人公のヴェラは31歳、独身。恋愛はゲーム、男は金づると割りきり、きらびやかな人生を楽しんでいたはずだった―ハンサムな医師と出会い、恋に落ちるまでは。やがて本当の愛に目覚めたヴェラは、みずから目を背けていた大切なものに気づく。女の人生に愛は邪魔!?それとも必要!?全ての女性におくる、ハッピーラブ・マニュアル。

「ギャングはラッパーに憧れて、　ラッパーはギャングに憧れる…」 ストリートの掟を守り抜き、FBIに収監された双子ラッパーケイン＆アベルが、音楽業界にはびこる嫉妬と欲望をリアルに描く！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人気女性シンガーを襲った突然の自動車事故!偶然の事故死なのか、それとも殺人か?NY市警の敏腕刑事二人の前には、ラッパー、ギャング、レコード会社社長らの容疑者が浮上する。事件の鍵は残された1冊のノートに秘められていた。野望と欲望に満ちた音楽業界を舞台に繰り広げられる策略、裏切り、そして報復…。作者自身の体験に基づくこのストーリーはどこまでが真実なのか。