縁の扉をひらく
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Narrated by:
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後藤 敦
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By:
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Kan.
About this listen
テクノロジーはほんの十年前とまったく別物となり、
若い頃と比べると異世界と言っていいほどです。
このまま何とか突っ走れるのではないかと期待したものの、
世界は思ったより早く価値観が崩壊し、どう生きていけばいいのかという悩みは日増しに濃くなっています。
しかし、どういう時代になっても変わらないものがあります。
それを考察し掘り下げることができれば、これから生きていくためにも遅いということはありません。
では、考察し掘り下げるとはどういうことか。
それは、頭であれこれ考えることでもなければ、状況をただ眺めているだけとも違います。
どんなに大変なときでも、しっかり「奥底」に入っていけるかということです。
人生とは「生まれてから死ぬまでのあいだ」。
死がいつ訪れるかはわかりませんが、生まれてきた以上死ぬことは決まっています。
魂がこのボディを離れるときに気づくのは、この人生が価値あるものだったかどうかです。
周りの人の気に入られることに労力と時間を費やしても、
息を引き取るとき、「本当にこの人生に納得したか」と突きつけられます。
誰かに教わったように生き方を変えるのではなく、
自分が納得する生き方を探究し続けるほうがはるかに重要なのです。
本書は、自分が納得する生き方、
人生と世界を考察し掘り下げるポイントを、タオのマスターがお伝えします。
■本書の目次
・第1章 ブラックホールと「時間と空間のないところ
もしタイムスリップができるとしたら
意識とは何か
など
・第2章 みぞおちと呼吸 かつて世界から称賛された日本の秘密
近代文化を支えた「みぞおち」
みぞおちは程よい弾力が望ましい
心を映す水面の月
など
・第3章 バランスの崩し方を覚える
バランスをとり続けることが生きること
瞑想とは自分の中にある修正力を見ること
思考と感情のバランスが整うと人間関係は面白くなる
など
・第4章 運に翻弄されてみる
運のいい人を見てうらやましい時は
調子が良いとき悪いときは何が起こっているのか
など
・第5章 条件付きの人生を生きる
百点を目指して頑張る人になるよう調教されている
ハートと魂は個人に属さない
条件付きの人生を精一杯生きろ
など
・第6章 タオが教える「ツキ」の作り方
私たちは見過ぎゆえに五感が偏っている
一日にせめて十五分でもいいから自然界を眺める
仕事ができる人は「その瞬間」を待つ
など
・第7章 源泉から来たものを源泉に返す
バッハに降りてきた音をカザルスが返す
私たちが「待合室」でやることは源泉に返すこと
私たちは今、宇宙から生まれた
など
・第8章 この世には「太刀打ちできるもの」と「太刀打ちできないもの」がある
太刀打ちできるものと太刀打ちできないもの
「ただいま」と「おかげさま」の感覚
など
・明治29年6月15日を巡る三つの寓話©Kan. 2024 (P)2024 Audible, Inc.
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