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市朗怪全集 十七
- Narrated by: 中山 市朗
- Length: 1 hr and 55 mins
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Summary
市朗怪全集とは
実話系怪談のパイオニア、『新耳袋』シリーズの著者の一人が、語りで送る怪談全集! 1990年代に巻き起こったJホラー・ブームを牽引した実話怪談界の大御所が、満を持して登場する!!
全てが実話。この現代に現れた闇と異界の世界を聴け!!
内容紹介
塗り込め (7分)
ある夫婦が中古物件を買った。そのリビングのある壁が何かおかしい。大工を呼んで調べて見ると何かが塗りこまれているようだという。壊してみると中に…。
二周目(7分)
ある人が十条の病院前でタクシーを拾った。しかし運転手の挙動がおかしい。なんとか乗せてもらってわけを聞いてみると、さっきあったという奇妙な話を聞かされる。
来る来る(8分)
Kさんと同僚が残業していると、無人のエレベーターが昇って来た。扉から出て来たのが風と数枚の枯れ葉。しかしこの風がまるで生きているように竜巻状となって襲って来て…。
燃えたビル(10分)
高校生の二人が、ある会社のエレベータに乗ったときの話。上に行くはずが何故か降り始める。しかも地下は一階しかないはずなのにどんどん下りて行き…。
呑み池(5分)
ある貯水池造営の工事現場。浅い小川にパワーシャベルが呑み込まれ始めた。別のパワーショベルがワイヤーでつないで引っ張ろうとしたが、信じられないことが起こり…。
地下室(7分)
築100年以上たつ家の建て替えをしようとすると、業者から台所のあたりから地下室が出て来たという報告があった。見て見ると畳が敷かれた二畳間があった。
四方は白壁。誰がいつどんな目的で作ったものなのかわからない。さらに奇妙なことに…。
イタクラサキ(10分)
女子大生のTさんがアルバイト先に行くと、店が潰れていた。ショックで同僚と田舎へ行った。するとイタクラサキという老婆が話しかけて来た。少し元気が出て改めてお礼をしようと老婆の家を訪ねて見ると…。
ユウコは二人いらない(11分)
ユウコさんというOLのもとへ妙なメールが来るようになった。「ユウコはふたりいらない」。相談してもストーカーだよと言われるが、ある日…。
督促状(9分)
自宅のポストに住民税の督促状が入っていた。しかし彼はサラリーマンなので覚えがない。しかしその宛名を見ると、絶対にありえない人宛のもので…。
★電車(5分)
広島県の某駅近くの踏切。渡り切るには長い踏切で、踏切内には高架線の下に退避場所がある奇妙な踏切だった。体験者の女性はその日その効果下で電車をやり過ごすことになった。電車が来た。しかし踏切の線を走る鉄道ではなく高架上の電車が走りぬけて踏切が鳴りやんだ。ここでとても奇妙なことに気づいた。それは…。
道玄坂で(4分)
風邪をひいて家で寝ているKさんの携帯が鳴った。「今、道玄坂でなにやってんですか」という後輩の声。美女と一緒に道元坂を歩いているKさんへの冷やかしのようだが、Kさんは今、自宅で寝ている。いったい…。
廃墟(7分)
石垣島に住む夫婦。於茂登岳のトンネルを抜けたあたりで主人が「このあたりで廃墟を見たことがある」と言い出した。聞くと不思議な話であった。
話に興味を持った奥さんは、その廃墟を捜そうとしたが…。
釣れますか?(6分)
Hさんが夜釣りをしていると、「釣れますか?」と背後から声をかけられた。振り向くと浴衣姿で白髪の男がいた。ところがこの男、しきりに「釣れますか?」と言いながら、気配もなく、真横、正面へと移動するのだ。更に奇妙なことに…。
同じ名前(8分)
黒い赤ちゃん(10分)